優しいご夫婦が営む本屋さん 仙台・五橋 鈴木書店


 東京の出版販売会社にお勤めだったご主人の鈴木義明さんが38年前に八木山で開業したのが始まり。ご主人は山形県出身だが、転勤先だった仙台が気に入って仙台で書店を営むことにした。仙台の色々な場所で店を開いたが五橋に移ったのは2年前。今は息子さんが中心となって外商に力を入れており、ご夫婦はお店に常駐している。特別なフェアやイベントはやらないが、季節感は取り入れるように心掛けている。

 

 大震災時は木町に店があった。大きな揺れで棚から本はあらかた崩れ落ち、整理するのに大変だった。整理して店を再開すると、店には活字を求めて多くのお客さんが訪れ、人々の安らぎとなる本の役割を再確認した。

 

 「今は本の売れない時代になってしまったが、少し前までは学習雑誌、漫画雑誌、週刊誌などがよく売れて、良い時代を過ごした」と振り返る。「これからはデジタル書籍が多くなるのかも知れないが、先日の東京オリンピックの開催決定で、また世の中全体が明るい、良い方向に向かって欲しい」と優しい口調でご夫婦は語る。

 

営業時間:午前11時~午後8時。日曜日定休。

仙台市青葉区五橋2-10-19 東北学院大学博物館近く