町の復興に一役買って 女川「本のさかい」


女川町の「本のさかい」酒井孝正さんにお話を伺いました。

  •  貴店の創業年、創業の経緯、店名の由来をお聞かせ下さい。

 昭和23年に私の父が台湾から引き揚げて、女川で店を始めました。父は創業時「高雄書店」と名付けました。由来は台湾の高雄に住んでいたからそこから取ったと聞いています。昭和40年に、私の代になって「酒井書店」にしました。その後、昭和58年に自宅兼店舗を新築しまして、その時に現在の「本のさかい」へと変えました。

  • 女川町は東日本大震災で町のほとんどが壊滅状態になりました。「本のさかい」さんは町の中心部にありましたが・・・被害のほどはいかがだったのでしょう。

 津波で、自宅兼店舗が流されてしまい、すべてを失いました。商売ができなくなった事がつらかったです。現在は「きぼうのかね商店街」の仮設店舗で営業しています。再び本を取り扱うことができて嬉しく思います。

  • お店の特徴、得意分野などお聞かせください。

 場所がら、震災関連の書籍を充実させています。店の他に、観光協会のお土産品を販売する所で震災関連の本を置いてもらっています。観光客の方が興味を持ってお土産品と一緒に買ってくれます。

  • これから力を入れて行きたい分野はありますか。

全国共通図書カードを販売したいと考えています。それから女川に特化した本を販売していきたいです。女川第二中学校の生徒を取材した「まげねっちゃ」や「女川一中生の句」のような、女川のこと知ってもらえる本を充実させたいですね。より多くの人々に女川を訪れてもらって、もっと女川を知ってほしいと希望しています。本がその一助になれば幸いです。
 小さい本屋ですが、店にない書籍でもE-honに加盟して、どんな本でも取寄せられるようにしています。このシステムはお客様から直接発注もできます。より多くのお客様が「本のさかい」をMy書店に登録してもらえると嬉しいですね。お客様の希望する書籍にはできるかぎりの対応していきます。これからもその姿勢を大切にしていきたいです。

「きぼうのかね商店街」内 営業時間・休み 不定

 女川コミュニティ 本のさかい

http://onagawa-town.com/kane/16